養子縁組をしている場合の遺産相続体験談

養子縁組の遺産相続事例

世の中には養子縁組をしている家庭が多くいます。養子縁組をしている場合の遺産相続はいったいどのようになるのでしょうか?

今回は養子として他の家庭に出されたSさんの遺産相続体験談についてご紹介します。Sさんは、実の両親が健在でしたが他の家庭に養子に出されました。また実の両親の方には、Sさんの兄弟が2人います。このような場合、実の親の遺産と、養子なった親どちらの遺産を相続することができるのでしょうか?

養子縁組には2種類あります。1つ目が実の親との親子関係が切れていない普通養子縁組です。もう1つが実の親との関係が完全に切れてしまう特別養子縁組です。

普通養子縁組の場合実の親が亡くなった場合も、子供として遺産相続をすることができます。つまりこの場合は実の親と養親の2つの家庭から遺産相続をすることができるということになります。

一方特別養子縁組の場合は親との関係が完全に切れてしまっているので、実の親から遺産相続することはできません。

今回のSさんのケースではSさん以外に兄弟が2人いらっしゃいますので、実の親が亡くなった時の遺産相続は3人になります。つまり遺産は3人で3分の1ずつ遺産分割することになるのです。

しかし通常であれば兄弟が亡くなった場合も親が亡くなっている場合、遺産を相続することができるのですが、養子縁組が組まれている場合には兄弟関係にたつ養子は相続することができません。養子に出ている家庭は複雑な事情があるケースが多いです。

弁護士が必要になるとき

特に実の両親が亡くなった時の遺産相続の話し合いを他の兄弟とはしづらいという場合もあるでしょう。

そのような時には弁護士や税理士の先生に相談して、弁護士の先生を介して遺産相続を進めていくとよいでしょう。

特に兄弟間では遺産相続のトラブルが多発しています。トラブルを回避するためにも、生前に遺言書を作成できる場合には遺言書の作成をおすすめします。遺産相続で兄弟の仲が悪くなるというのだけは避けたいですよね。

また事前に遺産相続に関する知識を習得しておくこともよいでしょう。今の世の中、いつ自分が遺産相続するようになるかはわかりません。事前に準備をしておいて損になることはないでしょう。

弁護士事務所などでは無料相談会などを実施しているところも多く、そのような場所を活用するのもよいですね。また弁護士によっては遺産相続に強い弁護士もいれば、離婚に強い弁護士、痴漢などの性犯罪に強い弁護士などそれぞれ専門分野が異なります。遺産相続関連に強い弁護士事務所を探すようにしましょう。